趣味のプログラム工房

Linux

Ubuntu 11.10 で MediaTomb 0.12.1

さて、Ubuntu 11.10MediaTomb 0.12.1の利用ですが、コレ自体は簡単にできます。
しかし、DLNAのメニューがかなり使いにくいですね。
例えば、音楽をPCのディレクトリで探すといったことができない。
(PCのディレクトリ構成から音楽を探すことは可能だが、ディレクトリ単位で再生する場合、そのディレクトリ内にある画像ファイル等の余分なファイルまで再生の対象となるため不便)

で、それを何とかするための機能もMediaTombにはあるのですが、なんと、0.12のバージョンでは無効になっているんです!
その機能とは「import.js」の設定によって、ライブラリを作成するというもので。
ファイルのライブラリへのインポート時に「import.js」の設定にしたがって、フォルダの階層を作成したり、登録するファイル名を指定できる機能なのですが、Ubuntu11.10で使えるMediatombのバージョンではこの機能のオプションが無効になっているようです。
使おうとするとログに「ERROR: MediaTomb was compiled without js support, however you specified “js” to be used for the virtual-layout.」と表示されます。

というわけで、何とかこのオプションを使おうと、ソースファイルを取得しての自力のコンパイルを行おうとしたのですがどうにもなりませんでした。

http://tobias-zimmer.blogspot.jp/2011/12/howto-compile-mediatomb-with-javascript.html
のサイトを参考にがんばったのですが、無理。
どうがんばっても、ライブラリを追加しても、
「./src/scripting/script.h:69:5: error: 'JSScript' does not name a type」といったエラーが出てしまいます。

また、「Mediatomb with Javascript support」というバイナリを配布している人もいるようですが、これも結局正しくインストールできませんでした。
https://launchpad.net/~jinto/+archive/mediatomb-js

必要なライブラリが多すぎて、依存関係が解決できず断念。
、、、この状況を見ると、Mediatombがjsのサポートを外したのも、ライブラリの依存関係がめんどくさいからではないかと思います。
必要なライブラリがことごとくUbuntuのリポジトリに存在しないため、インストールができないという状況。
だから、Mediatombもライブラリが使えず、サポートから外したのでしょう、、、
もしかすると私の環境がAMD64だったのがダメだったのかも。


というわけで、結局あきらめ、代わりに、「minidlna」というメディアサーバソフトを導入しました。
これは結構いい感じです。
2012年04月02日


名刺サイズPC「Raspberry Pi」

名刺サイズPC「Raspberry Pi」が発売されるそうです。

ちょっとほしい、、、
スペックは
ARMベースCPU/GPU搭載「BCM2835」(700MHz)
メモリは256MB
ストレージはSDカードを利用
OSはLinux「Fedora」
インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、HDMI出力、コンポジットビデオ出力、音声出力

と思った以上に豪華。

CPU性能としてはiPhone3Gと同等のようです。

しかも、値段は35ドルということで、格安!!

これでLinuxが動くのは面白いですね!
それに、どうやらUSB電源で動くようなので、かなり省エネ。


だが、使い道が無いのは否めないw
この性能で何に使えるの?
ファイルサーバ?

WEBサーバには使えないよね??
Coldfusionとか入るかな?

あー、でも、「Voyage MPD」なら十分インストールできそう
2012年03月07日


Ubuntu 11.10でGNOME Classicでログイン

新しいUbuntuのインターフェース(Unity)が使いにくい、特に「Unity Dash」の使いにくさは異常。
ソフトウェアセンターからインストールしたソフトが探せないことも多々。
というか、ソフトウェアセンターに表示されている名前で検索できないとかどういうこと?
別の名前じゃないと検索に引っかからないこともしばしば、、、
と、それはおいておいて、インターフェースです。


というわけで、昔のインターフェースを使いたい人は、gnome-panelをインストールすればログイン時に「GNOME Classic」を選択することができるようになります。
(Fallback Mode:フェールバックモードというらしいです)

あと、個人的には左側のランチャーは便利なのでこれは残すようにしました。
ランチャーの設定は、「自動起動するアプリケーションの設定」で「unity-2d-launcher」をスタートアップ時に起動するようにするだけです。

設定後のデスクトップ


と、メインメニューとDashの両方を使える環境が出来上がり。


ちなみに、上部のGnome Classicのパネルというか、Gnome Shellの設定方法は「Altを押しながらパネルを右クリック」だ。(デフォルトでは時計がセンターに表示されてます。)
2012年02月10日


Ubuntu shutdown

ひょっとしたら私の環境だけかもしれませんが、Ubuntuのshutdownが途中で止まってしまうという現象に悩まされております。
原因はシャットダウン時にSSHD(sshデーモン)が落ちずに固まってしまうためのようで、ssh経由で接続して、シャットダウンができないという状況です。
そのため、電源を切る際は、仕方なく、vncで接続して、コマンド上からsshdを落としてからシャットダウンをするようにしています。

うーん、、、何でこうなったんだろう。。。
困るってわけではないですが、不便ですね。
2012年02月05日


UbuntuでMPD

Voyage MPDでしばらく遊んでいましたが、UbuntuにもMPDがあることを知って乗り換え。

MPD自体はソフトウェアセンターからインストールできるので悩む箇所はないですね。
ちょっと手間取ったのが、音を出すデバイスの設定。
うちのマシンはUSB DACで鳴らしているため、デフォルトのデバイスでは音が鳴らない。
そのため、
/etc/mpd.conf
を編集する必要がありました。


変更した箇所は、200行目あたりの「Audio Output」の部分。
deviceを"hw:2,0"
へ変更

このIDは
「マルチメディア・システム・セレクタ」
コマンド: gstreamer-properties
で確認できます。
パイプラインに表示されているそれです。


で、この、マルチメディア・システム・セレクタ。
コマンドで起動する以外、どのメニューから表示できるの??
11になってから「システム設定」が使えなくなってものすごく不便です。

設定はこれくらいでしょうかね。
2012年01月30日


Voyage MPDでメディアプレイヤーPC!! これは面白い!!

PCを簡単にメディアプレイヤー化するOS「Voyage MPD」を試してみました。
が、これが予想以上に面白い!
意外にもかなり使えます。

MPD(Music Player Daemon)ソフトウェアがデフォルトで組み込まれた、voyage Linuxなのですが(voyage Linuxは元々ルータ用Linuxなどで使われた軽量なディストリビューションらしい)、私は、これをVMware ESXiにインストール!!

正直ちょっと無い組み合わせですね!(笑)

下記サイトを参考にインストール作業。
http://asoyaji.blogspot.com/2011/01/voyage-mpd-2011122_25.html

コマンドは基本コピペです。(ドライブのデバイス名を変えたくらい)


クライアントのWindowsマシンにはGMPCをインストールしました。
で、動かしてみるとあっさり起動。
仮想環境のUbuntuではマウントできなかったUSB DACから普通に音が出てます!!
しかも、同じく仮想にインストールしてるWindows server2008 R2のデフォルトよりも全然問題なく鳴ってます!
音質は若干高めになってる印象ですが、、、気のせいかな?
音を聞き分けるほどの経験は無いので感想はあまり当てにしないでください。


個人的に、USB DACがあっさりマウントできたのは◎
音楽フォーマットもかなりサポートされていて文句なしです。
仮想環境でも使えているしこれは結構遊べますね。

ただ、メディアファイルのライブラリの日本語がかなり文字化け。
メディアファイルのタグ情報の文字コードが合っていない様子。

うーん、、、こちらを見てください。
MP3 オーディオファイル タグ情報編集 Unicodeへ変換


ただ、「Voyage MPD」を使うくらいならUbuntuでMPDの方が面白いと思います。
MPDにしか使えないLinuxでマシン一台つぶすよりは、だいぶ有意義ではないでしょうか?

2012年01月01日


VMware ESXi+UbuntuでUSB DACが使えない!

我が家で、VMware ESXiにUbuntuをインストールして使っていて気がついたのですが、どうやら、USB DAC(デジタルオーディオ機器)が使えない様子。
VMを通さないで、ネイティブで使っていたときには普通に使えていたのに、、、

ちなみに、ゲストがWindowsの時には使えました。
ただし、音飛びがひどくて使い物になりません、、、
WindowsXPはそれほどでもないのですが、なぜか、Windows Server2008R2では酷いです。
2008のDAC標準ドライバの質が悪いのでしょうか。
何とかならないものですかね。
2011年12月22日


UbuntuにAipo6をインストール

Aipoというグループウェアソフトがあると聞き、面白そうなのでUbuntuのPCに入れてみました。

基本的なインストール作業は↓を参考
http://www14.atwiki.jp/itmemolog/pages/15.html
我が家のPCは32bit版ですが、普通にインストールできました。


Aipoはオープンソーシャル対応なので対応アプリさえ増えればかなり便利かもしれません。
パーソナルクラウドとして使えるのでいろいろ遊べるかもしれないですね。
ただ現時点では微妙なところ。。

せめて、gmailに対応とか、IMAP対応のオープンソーシャルアプリが使えたりとかしたらまた違うのですが、、、

例えば、各社のクラウドサービスを一元管理できるソフトとして使えるんですけどね。


あと、公式サイトの説明にもあるように、BtoBのプラットフォームとしても面白そうです。
ログイン機能は提供してくれるので、これをうまく使えばいろいろとできそうな気がします。
可能性はいろいろ広がりそうなのですが、やっぱり使えそうなアプリが少ないのが残念ですね。
2011年11月13日


UbuntuでColdFusion自動起動

やりかたが悪いのか、UbuntuにおいてColdfusionのスタートアップの設定が、init.dのスクリプトからうまく起動しない、、、

ということで少し調べてみたら、
「chkconfig」というツールを利用すると起動時にサービスを自動的にあげることができるようです。

参考サイト
http://kisdigital.wordpress.com/2009/11/13/automatically-start-coldfusion-at-boot-on-ubuntu-linux-but-not-8-04/

ツールインストール
sudo apt-get install chkconfig


スタートアップスクリプトのコピー
sudo cp /(Coldfusionインストールフォルダ)/bin/coldfusion /etc/init.d

スタートアップへ追加
sudo chkconfig --add coldfusion


あと、起動用スクリプトには、起動ユーザの認証があり、root以外で起動しようとするとエラーとなるようです。
なので、その部分のコメントアウトが必要かもしれません。


2011年11月06日


wineでMediaMonkey

普段、Windowsではメディアプレイヤーとして「MediaMonkey」を使っているのですが、LinuxUbuntu)でもMediaMonkeyが使えないものかと調べたところ何とか使えるようです。

まず、wine経由でMediaMonkeyをUbuntuへインストールします。
その後、MediaMonkeyを起動するのですが、一発ではうまく起動しません。
もしくは、初回は起動に時間がかかるようです。
さらに、エラーもいくつか発生します。
ただ、2回目以降(もしくはさらに何度か)の起動では割と普通に起動がされるようになります。
が、この状態では肝心の音がなりません。
あと、日本語ではメニューが文字化けします。


まず、肝心の音ですが、「MAD plug-in 0.14.2b」というプラグインが必要のようです。
http://www.mars.org/home/rob/proj/mpeg/mad-plugin/
ダウンロード&インストールしたプラグインをMediaMonkeyのpluginフォルダへ入れます。


また、文字化けについては、windowsから取得した標準フォントをwineのフォントフォルダへ入れるだけでよいです。
設定ファイルへフォントの関連付けなどは書き込まなくても大丈夫なようです。


ただ、メインのウインドウに詳細表示だと何も表示されないのはなぜだろう。
アルバムアート、アルバムアート詳細表示なら表示されるのだが、、、
2011年11月01日


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