Orange Pi
Orange pi lite 2をUSB Mass Storage化!
結論から言うとOrange pi lite 2ではうまくいかなかった。メーカーサイトからダウンロードしたイメージや
Armbianをコンパイルしてやってみたけどダメでした。
まず、メーカーサイトからダウンロードするイメージでは、
モジュールのロード時にg_mass_storage.koがないって怒られる。
なので、自分でビルドした、Armbianを使うのですが、
モジュールを読み込み時に
"udc-core: couldn’t find an available UDC - added [g_mass_storage] to list of pending drivers"(syslog)
って怒られる。
オプションで、「ChipIdea Highspeeed Dual Role Controller」を有効にするといいよって情報もあったけどダメっぽかったです。
OTG USB Mass Storageで使えるっぽいRaspberry pi4を買おうかなと思うこの頃。
2020年08月01日
Orange pi Lite 2用Armbian
いつの間にか、Orange pi Lite 2用Armbianがsupportedになって、HDMIの出力も正常にされるようになってる!
さすがH6チップなだけあって、パワフルな印象。
GUIもちゃんと動きます。落ちません。
RPI2よりは確実に動きます。
あとは、ハードウェアエンコーダとかちゃんとサポートされていれば。。。
我が家ではKODIをRPI2で動かしてるので、移行できればしたいところ。
2020年02月28日
Orange pi Lite 2 Androidで解像度が低い問題
Orange pi Lite2のandroid 7(2018-12-11)で、画面解像度が低いです。
画面で解像度をフルHD(1080P)に設定しても、720pしか出ていない感じです。
もちろんディスプレイはフルHD対応です。
また、KODIで設定を見ても、画面の解像度は1280×720と表示されて、グレーアウトされ設定の変更ができないようになっていました。
正直、KODIについては、お手上げで、どう頑張ってもフルHDでの出力はできませんでした。
ただ、Android自体は、フルHDで表示させることはできたので、ほかのアプリを使えば、フルHDの動画を再生することはできるようです。
画面の設定を変更しても反映されずフルHD表示ができないandroidをフルHDで表示可能とする方法は下記の通り。
adbにてOrange piに接続して、
adb shell wm size 1920x1080
で設定が変更されました。
再起動後も、設定は保持されています。
(この状態でもKODIではフルHDで表示できませんでした。)
ま、とりあえずこれでいいか。
そういえば、Orange pi 3が出ているようです。
2019年02月12日
Orange pi Lite 2のandroid新バージョン
Orange pi Lite 2ですが、公式でAndroidの新バージョンが出ていました。2018-12-11日付
同じ、7系ですが、中身は前のバージョンとはまったくの別物。
これまでのは、TV用のビルドでしたが、今回のは普通のスマホ・タブレット用?ものとなっているようです。
安定性については相当あがているような印象です。
ただ、Playはついていないので、各自追加する必要がありそうです。
デスクトップのように使うAndroid端末としては結構使えそうです。
で、例によってKODIを使って見ました。
割と普通に使えはしますが、やはり、地デジのTSファイルを再生すると、若干飛ぶ。
あと、KODIで認識されている解像度が720p、、、ディスプレイの設定でグレーアウトして変更も不可になってます。
Android側では1080pで見えているのに正直よくわからない現象です。
でも、720pほど低い賀詞うじゃないと思うんですよね、、、ますますよくわからない。
Orange pi Lite 2も、
Androidとしてつかうなら十分な品質になった気がします。
2019年01月15日
Orange pi Lite 2用Armbianのbuild
ArmbianをGitからダウンロードして、ビルドしようとしましたが上手くいかない。buildが通らない。
基本的に失敗するのですが、極極稀にubuntu 16.04のbuild(デスクトップなし)で成功しますが、、なぜ成功するのか不明。
仮に成功しても、サイトからダウンロードできるビルド済みのと同様、正常に起動しません。
で、調べてみたところ、起動していないわけではなく
起動はしているが、HDMI出力の部分が壊れているだけで、シリアル出力で動かす分には動いているらしいです。
で、この不具合は、次のバージョン(kernel 4.19)で解消したい、、、、らしいです。
もうちょっと待っていればまともに動くのがでてくるかな。
2018年11月11日
Orange pi Lite 2でArmbian【SUITABLE FOR TESTING (WIP)】バージョン、、が動かない
Orange pi Lite 2用Armbianが少し新しくなっていたので試してみました。以前はベータバージョンということで、
「wireless is not yet operational」 と記載がありましたが、
今回のはその表記がありませんでした。
で、ダウンロードして試してみたのですが、動かない。
https://forum.armbian.com/topic/8207-orange-pi-lite2-wireless-support/
にある、動かないビルドと同じ現象。
Starting Kernelで止まってしまい、その後、画面出力が失われる。。。
うーん、いまひとつ、、、
2018年11月03日
Orange Pi Lite2に別ファーム GS1
Orange Pi Lite2の非公式OS編です。有名なのはArmbian
Armbianですが、Orange Pi Lite2については、残念ながらベータ扱い。
「wireless is not yet operational」
とのことで、内臓の無線LANは使えません。
一番安定している可能性はありますが、Linuxなのでおそらくパフォーマンスはそれほど出ていない気がします。
ここまでは、一般的に使えるOSですが、ここからは番外編。
Youtubeに動画が上がっていたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=w5fsKbDZ8uw
ZIDOO H6 proとBeelink GS1のROMが使えるようです。
リンク先のコメントから
1 create the micro sd with PhonixCard 4.1.2
2 install settngs.apk taken from iso zidoo h6
3 download iso android zidoo h6 or beelink sg1
to install
version beelink sg1 works with Ethernet no bluetooth no Wi-Fi
zidoo h6 version Ethernet works bluetooth works Wi-Fi works
just warms up the cpu
これを日本語に翻訳すると、
1、公式のandroidをPhonixCardでSDに焼く
2、上記を起動して、zidoo h6のイメージから持ってきたsettngs.apkをインストール
3、ROMをインストール
4、インストール方法は動画をみてね!
5、結構時間がかかります(25%あたりから進まなくなるが、動いてるので気長に待つ!)
行間を読むとこうなります。
あと、settngs.apkですが、ひょっとするとなくても大丈夫かも
Orange Piの起動中にSDカードを抜き差しするなどでBoot失敗させると、再起動がかかることがあります。
その際、リカバリーモードで起動するのでそこから、イメージからリカバリできるので、そこでROMを指定するとOK。
以下レビュー
・ZIDOO H6
Android TVのOSです。
ただ、ハードウェア認証が行われているらしく、ポコポコと変なポップアップが上がってくるので使えません。
Orange Piのフォーラムを見ると、services.jarが悪いとか、FWでinput deviceをブロックするとかいろいろ書いてありましたが、結局解決できていないので、残念ながら使えません。。。
(Activation information、、、UUID:Authentication failure uuidなどが表示される)
・Beelink GS1
Wifiが使えません。
なので、USBのEthernetアダプタが必須。
(そもそも、技適の関係上必須ですが)
ただ、それさえ用意できれば、これまで試した中で一番使えます!
何より一番うれしいのが、AndroidがTV版でなく、スマホ版なので、ほとんどのアプリが使えます!(TV版だと入らないChromeとかも入ります)
KODIも普通に使えますが、やはりHDMI-CECは使えていないみたい。
でも、なぜかTVの電源を切ると連動して電源が切れます。
切れるんだけど、すぐ再起動するので、再起動⇒シャットダウンの無限ループが発生します。
これは何とか解決しないと使えないですね。
しばらくこれで遊んでみます。
ベンチマークを流したところ、
Geekbench4で、マルチ1600。
iphone5以上5s未満といったところ。
参考
Fire HD 10のマルチで2000
ちなみに、今回、これを購入しました。
というわけで、ETG5-US3はAndroidで使えました。
2018年09月17日
Orange Pi Lite2を購入 公式OSレビュー
ついにOrange Pi Lite2を購入しました。電源ACアダプタとケースのセットでお値段33.62ドル
性能は、最新のRaspberry piより早いです。
それに、USB3も使えます。
演算速度(CPU)は相当違う。
youtubeに比較の動画が上がってますが、そのスピード10倍以上
画像処理はもう少し差が縮まっていますが、3倍~4倍もRaspberry Piのほうが処理に時間がかかっています。
で、OSもいろいろ試してみました。
公式に上がってるのは
・Android
・Ubuntu Server
・Ubuntu Desktop
・Debian Desktop Jessie
この中で、一番使えそうなのはAndroidですかね。
・Android
これはTV用のAndroid 7.0でした。
そのため、PLAYはついていますが、PLAYからインストールできるソフトがかなり少なくてあまり使えません。
そこがかなりのマイナス。
ですが、動画の再生能力、マシンスペックの引き出しについてはナンバーワンです。
KODIが一番滑らかに動きます。(Raspberry piのLibreELEC以上!)
ただ、android自体の安定性は悪い。
まず、GOOGLE PLAYが勝手にアップデートされる。
で、Orange Piが対応していないバージョンのPLAYが勝手にインストールされて、システムが不安定となる。(毎回PLAYのアプリを初期状態に戻す)
それでも、KODIを使うならこれが一番かな。
ただし、インストールの難易度が非常に高い。
SDの初期化、焼きの段階で失敗することもあるし、成功したと思っても、電源が入らないとか、H6のロゴで止まる。その後のブラックアウトで止まるという現象が普通によく発生する。
あとは、SDカードの相性もあるらしい。
私の持っているSD3枚中1枚しかうまく使えませんでした。その一枚も、何度もリトライして、ようやくといったところなんですが。。。
・Ubuntu Server
未使用。
・Ubuntu Desktop
安定性がいまいち。
あんまり早くない。
ブラウザとしてChromeを入れようとしてもうまく入らない。
Firefoxは入った。
致命的なのは恐らくGPU関係があんまり最適化されてない。
KODI、カクカクして使えない。
多分Linux向けのGPUのドライバが不完全なんだと思う。
・Debian Desktop Jessie
ほとんどUbuntuと同じ使い勝手。
多少安定してるかなと言うレベル
まあ、公式なだけあって、一応、画面は表示されるし、無線LANも使えるっぽい。
あと、共通して言えることですが、KODIとかHDMI-CECは効かない(少なくてもデフォルトでは)
あと、IRレシーバーはついていますが、Andoroid上で使えないかなぁ(使い方がわからない。。。)
Android TVくらいリモコン操作(HDMI-CEC)できてもいいのに。
これもマイナスですね。(RPiのKODIはCECできる)
うーん、OSがいまいちだ。
CPUに新しめのH6が載ってるのが問題なのか。
新しいのより枯れてる方がいろいろできるみたいですね。
androidも新バージョンが出て安定性向上したみたいです。
こちら
2018年09月17日
64bit対応 シングルボードコンピュータ
用途に対してハードが足りない。KODIにRPI3、volumioにRPI無印を使ってますが、お試し用にもう一台ほしいこの頃。
あと、64bit対応は欲しい。
64bit対応SoCを見てみると、流通しているのはこれくらいでしょうか?
Rockchip社製
RK3328 Cortex-A53
RK3399 Cortex-A72
AllWinner社製
H6 Cortex-A53
H5 Cortex-A53
Amlogic社製
S905X(S905Dとか)
比較
Raspberry Pi 3B
Cortex-A53 4コア1.2Ghz
Raspberry Pi Zero W
ARM1176JZF-S (ARMv6系ARM11) 1Ghz(シングルコア)
CPUの比較は、、まあ、同価格帯ならアーキテクチャはA53と同じなので、
単純に動作周波数が高いのが高性能
あとはGPUですかね。
で、販売されているボードと価格ですが、
比較的流通しているのが、
Banana Pi、Nano Pi、Orange Piのシリーズ
Banana PiシリーズならBPI-M64
Nano PiシリーズならNanoPi A64、NanoPi NEO2
Orange PiシリーズならOrange Pi PC2、Orange Pi One Plus、Orange Pi Lite 2、Orange Pi Zero Plus2、Orange Pi RK3399、Orange Pi 4G-IOT
モデル名 | BPI-M64 | NanoPi A64 | NanoPi NEO2 | Orange Pi PC2 | Orange Pi One Plus |
SoC | A64 | A64 | H5 | H5 | H6 |
アーキテクチャ | Cortex-A53 | Cortex-A53 | Cortex-A53 | Cortex-A53 | Cortex-A53 |
コア数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
動作周波数 | 1.2 | 1.2 | 1.4 | 1 | 1.5 |
値段(ドル) | 52 | 37 | 30 | 20 | 20 |
モデル名 | Orange Pi Lite 2 | Orange Pi Zero Plus2 | Orange Pi RK3399 | Orange Pi 4G-IOT |
SoC | H6 | H6 | RK3399 | MT6737 |
アーキテクチャ | Cortex-A53 | Cortex-A53 | 2GHz A72 x2 1.5GHz A53 x4 | Cortex-A53 |
コア数 | 4 | 4 | 4 | |
動作周波数 | 1.5 | 1.2 | 1.25 | |
値段(ドル) | 25 | 20 | 100 | 45 |
2018年05月03日