本革 手帳型スマホケースの自作
ZTE AXON7用に本革を使って手帳型スマホケースを自作しました。最初は市販のものを使っていたのですが、どうもしっくりこないので自作しました。(内側のハードケースは取り外して流用)
iPhoneならともかく、そのほかのSIMフリー機のケースはほぼ汎用品(近いサイズの汎用的な手帳型ケース(外側)に専用のソフト・ハードケースをくっ付ける)ものなので、正直ピッタリサイズではない(当然スマホよりも大きめのサイズになっているし、厚みもある)。
自作では、スマホのサイズに合わせてピッタリサイズで作ったのでかなりスリムになっています。
結果としては、外周で2センチ程は小さいので持ちやすくなっています。(ここが一番重要)
本革なので見た目も、手触りも、匂いも、耐久性も素晴らしいです。
(以前使っていた合皮タイプは、すぐにボロボロになった、、、)
背面の局面にぴったり張り付いている感じもあり、結構綺麗に仕上がっています。
最初に、紙で大雑把に組み立ててイメージをつかんでから本革での自作を開始。
部品数は3枚。
①スマホの背面から、側面、表面左側にかかる部分までの1枚
②スマホの表面の外側
③スマホの表面の内側(ポケット部分)
あとは、組み立てて、ハードケースを張り付けて完成。
②③で①の表面左側部分を挟み込んでいます。
内側部分はポケットになっていて、Suicaを入れています。
市販品の場合、3個くらい横にスリットが入っていてそこがポケットになるタイプが多いですが、経験的に、革とか布が伸びてくると落ちやすいためあまり好きではないです。
今回のは、①を②③で挟み込んでいるので、①②の部分で段差ができて落ちにくくもなっています。
また、マグネット固定するベルトとかも、磁石の影響で磁気を使うカードの影響があるためつけていません。
市販品は大抵マグネットで固定するタイプなので、これも自作をした理由。
今回、側面にあたる曲がる部分の革は少し削って薄くしています。
また、表面の革は独立している(背面・前面が1枚の革ではない)ため、しっかり曲がるようになっています。
特に型紙は作らず、スマホを革にあて、線を引いて裁断しています。
そこまで複雑な形ではないので、割と簡単な作業です。
一応、トコノールでのコバと床面処理と、カタメールという革の硬化剤を使いました。
ちなみに、カタメールを床面から塗ったところ、銀面(表)まで浸透してシミになったから1枚作り直していますorz
これは、カタメールを塗るとしみになるというか、革の染料成分がカタメールに溶けて、それが表面に出ちゃったための様です。なので、その部分だけ濃くなります。取扱注意。
ちょうどいい糸がなかったので、糸はミシン糸を使用しました。
一応手縫いではありますが。
ボンドで止めてから縫い付けはしているので大丈夫だと思いますが、早々に糸が切れないか心配。
これからのスマホケースは自作に限りますね!
今回のお値段、、革、東急ハンズのハギレセット 1500円?のうちの1枚を使用。
あと、道具、染料、トコノール、カタメールを少々。
市販の革ケースだと、5000円以上するし、ぴったりサイズでもないのでコスパ高いですよ!(道具そろえるのがちょっとお金かかりますがいろいろ作れるのでそこは初期投資)
革手縫い始めるならおすすめのセット。(レビュー数も多く安心)
他のセットは、評価も低いのでおすすめできないのも多々。。。
2018年01月07日