趣味のプログラム工房

Windows Server 2012でDBクラスタ!(案)共有ディスク未使用

Windows Server 2012でDBサーバのクラスタを構成しよう!(共有ディスクを使わずに)という案です。

お金をかけずに、サーバの冗長化をするには!
ということで、考えた方法です。


通常、DBサーバをクラスタ化するには、クラスタのノード間でデータの共有を行うため、共有ディスクを使うのがポピュラーですが、、、この共有ディスクがとっても高いのです。

かといって、共有ディスクを使わない方法としては、ノードそれぞれでDBを動かし、ノード間で同期をとるというのもありますが、こちらも結構難しい。
リアルタイムに同期をとるのもハードルが高いし、障害時データが欠損する可能性もあります。


というわけで、考えたのが、iSCSIミラーボリュームを使う方法。
ノードA(稼働系)とノードB(待機系)のそれぞれで、iSCSIターゲットを構成し、ノードAでそれぞれのiSCSIボリュームをマウントし、その二つでミラーボリュームを構成します。
これで、ノードAにマウントされた、iSCSIのボリュームに書き込みをかけると、ミラーリングされた、ノードAのiSCSIターゲット、および、ノードBのiSCSIターゲットにも書き込みがされるというものです。
なので、このボリュームをDBのデータ用ドライブとして使用すれば、問題なしという考えです。

論理的には完璧です!
ただ、パフォーマンスは不明なので、要調査が必要かと。
2014年10月01日