仮想化
Voyage MPDでメディアプレイヤーPC!! これは面白い!!
PCを簡単にメディアプレイヤー化するOS「Voyage MPD」を試してみました。が、これが予想以上に面白い!
意外にもかなり使えます。
MPD(Music Player Daemon)ソフトウェアがデフォルトで組み込まれた、voyage Linuxなのですが(voyage Linuxは元々ルータ用Linuxなどで使われた軽量なディストリビューションらしい)、私は、これをVMware ESXiにインストール!!
正直ちょっと無い組み合わせですね!(笑)
下記サイトを参考にインストール作業。
http://asoyaji.blogspot.com/2011/01/voyage-mpd-2011122_25.html
コマンドは基本コピペです。(ドライブのデバイス名を変えたくらい)
クライアントのWindowsマシンにはGMPCをインストールしました。
で、動かしてみるとあっさり起動。
仮想環境のUbuntuではマウントできなかったUSB DACから普通に音が出てます!!
しかも、同じく仮想にインストールしてるWindows server2008 R2のデフォルトよりも全然問題なく鳴ってます!
音質は若干高めになってる印象ですが、、、気のせいかな?
音を聞き分けるほどの経験は無いので感想はあまり当てにしないでください。
個人的に、USB DACがあっさりマウントできたのは◎
音楽フォーマットもかなりサポートされていて文句なしです。
仮想環境でも使えているしこれは結構遊べますね。
ただ、メディアファイルのライブラリの日本語がかなり文字化け。
メディアファイルのタグ情報の文字コードが合っていない様子。
うーん、、、こちらを見てください。
MP3 オーディオファイル タグ情報編集 Unicodeへ変換
ただ、「Voyage MPD」を使うくらいならUbuntuでMPDの方が面白いと思います。
MPDにしか使えないLinuxでマシン一台つぶすよりは、だいぶ有意義ではないでしょうか?
2012年01月01日
VMware ESXi+windows server 2008 R2で音質改善
VMware ESXiのWindows server 2008 R2のサーバをジュークボックス的に使えないかと、試行。(前回の続きです。)目的としては、このサーバをネットワークオーディオプレイヤーとしたい。
でも、前回の記事で書いたように、音質が致命的に悪いです。
ホストマシンに接続したUSB DAC(デジタル-アナログコンバータのですが、音とびがひどすぎます。
(ちなみに、同じホストに入れているUbuntuではハード自体は認識しているが、オーディオデバイスとしては仕様不可。同じハードに入れた、ネイティブでは使用できていたのに、、、。VMでだと使えないみたい)
Windowsでは、出力先に選択できるドライバインタフェースにはいくつか種類があるらしいが、通常「DirectSound」が使われる。
また、デバイスが対応していれば「AISO」というオーディオ用のインタフェースもある。
「DirectSound」の場合、音楽ソフトとオーディオデバイスの間に、OSの処理が多く入るため、OSの影響を受けやすく、遅延も発生する。(その分、音響処理とかできるメリットがある)
また、間の処理をより少なくした「ASIO」(オーディオデバイスが対応している必要がある)。
しかし、私の持っているUSB DACでは当然ASIOは対応していない。
でも世の中にはあるんですね。
http://ta2020.huuryuu.com/asio4all.html
非対応でもASIOを使えるようにするソフトです。
↑これと、出力インタフェースを変更できるオーディオソフト WINAMP(プラグインが豊富)で、ASIO用outプラグインを使用して鳴らしてみると、、、うーん、いまいち。
若干良くはなったが、まだノイズ、音飛びが酷い。
出力インタフェースでかなり改善できることがわかったので、この方向でとさらに調べた結果、ついに発見!!
それが、「Kernel Streaming」。
以外にも古い仕組みらしいのですが、音質は一番良かったです。
OSの処理をかなり排除しているらしく、軽いため、音飛びもないです。
ただ、Kernel StreamingやASIOを使うためには、対応する音楽ソフトを用意する必要があります。
WINAMPではプラグインを追加することで対応可能なので、WINANPプラグイン互換のソフトならば使えます。
追記
そもそもの問題として、Windows 2008が悪い気がする、、、
XPならば通常ドライバでも音質はそれなりなのに。(Kernel Streamingよりは悪い)
2011年12月25日