2018年09月
Orange Pi Lite2を購入 公式OSレビュー
ついにOrange Pi Lite2を購入しました。電源ACアダプタとケースのセットでお値段33.62ドル
性能は、最新のRaspberry piより早いです。
それに、USB3も使えます。
演算速度(CPU)は相当違う。
youtubeに比較の動画が上がってますが、そのスピード10倍以上
画像処理はもう少し差が縮まっていますが、3倍~4倍もRaspberry Piのほうが処理に時間がかかっています。
で、OSもいろいろ試してみました。
公式に上がってるのは
・Android
・Ubuntu Server
・Ubuntu Desktop
・Debian Desktop Jessie
この中で、一番使えそうなのはAndroidですかね。
・Android
これはTV用のAndroid 7.0でした。
そのため、PLAYはついていますが、PLAYからインストールできるソフトがかなり少なくてあまり使えません。
そこがかなりのマイナス。
ですが、動画の再生能力、マシンスペックの引き出しについてはナンバーワンです。
KODIが一番滑らかに動きます。(Raspberry piのLibreELEC以上!)
ただ、android自体の安定性は悪い。
まず、GOOGLE PLAYが勝手にアップデートされる。
で、Orange Piが対応していないバージョンのPLAYが勝手にインストールされて、システムが不安定となる。(毎回PLAYのアプリを初期状態に戻す)
それでも、KODIを使うならこれが一番かな。
ただし、インストールの難易度が非常に高い。
SDの初期化、焼きの段階で失敗することもあるし、成功したと思っても、電源が入らないとか、H6のロゴで止まる。その後のブラックアウトで止まるという現象が普通によく発生する。
あとは、SDカードの相性もあるらしい。
私の持っているSD3枚中1枚しかうまく使えませんでした。その一枚も、何度もリトライして、ようやくといったところなんですが。。。
・Ubuntu Server
未使用。
・Ubuntu Desktop
安定性がいまいち。
あんまり早くない。
ブラウザとしてChromeを入れようとしてもうまく入らない。
Firefoxは入った。
致命的なのは恐らくGPU関係があんまり最適化されてない。
KODI、カクカクして使えない。
多分Linux向けのGPUのドライバが不完全なんだと思う。
・Debian Desktop Jessie
ほとんどUbuntuと同じ使い勝手。
多少安定してるかなと言うレベル
まあ、公式なだけあって、一応、画面は表示されるし、無線LANも使えるっぽい。
あと、共通して言えることですが、KODIとかHDMI-CECは効かない(少なくてもデフォルトでは)
あと、IRレシーバーはついていますが、Andoroid上で使えないかなぁ(使い方がわからない。。。)
Android TVくらいリモコン操作(HDMI-CEC)できてもいいのに。
これもマイナスですね。(RPiのKODIはCECできる)
うーん、OSがいまいちだ。
CPUに新しめのH6が載ってるのが問題なのか。
新しいのより枯れてる方がいろいろできるみたいですね。
androidも新バージョンが出て安定性向上したみたいです。
こちら
2018年09月17日
Orange Pi Lite2に別ファーム GS1
Orange Pi Lite2の非公式OS編です。有名なのはArmbian
Armbianですが、Orange Pi Lite2については、残念ながらベータ扱い。
「wireless is not yet operational」
とのことで、内臓の無線LANは使えません。
一番安定している可能性はありますが、Linuxなのでおそらくパフォーマンスはそれほど出ていない気がします。
ここまでは、一般的に使えるOSですが、ここからは番外編。
Youtubeに動画が上がっていたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=w5fsKbDZ8uw
ZIDOO H6 proとBeelink GS1のROMが使えるようです。
リンク先のコメントから
1 create the micro sd with PhonixCard 4.1.2
2 install settngs.apk taken from iso zidoo h6
3 download iso android zidoo h6 or beelink sg1
to install
version beelink sg1 works with Ethernet no bluetooth no Wi-Fi
zidoo h6 version Ethernet works bluetooth works Wi-Fi works
just warms up the cpu
これを日本語に翻訳すると、
1、公式のandroidをPhonixCardでSDに焼く
2、上記を起動して、zidoo h6のイメージから持ってきたsettngs.apkをインストール
3、ROMをインストール
4、インストール方法は動画をみてね!
5、結構時間がかかります(25%あたりから進まなくなるが、動いてるので気長に待つ!)
行間を読むとこうなります。
あと、settngs.apkですが、ひょっとするとなくても大丈夫かも
Orange Piの起動中にSDカードを抜き差しするなどでBoot失敗させると、再起動がかかることがあります。
その際、リカバリーモードで起動するのでそこから、イメージからリカバリできるので、そこでROMを指定するとOK。
以下レビュー
・ZIDOO H6
Android TVのOSです。
ただ、ハードウェア認証が行われているらしく、ポコポコと変なポップアップが上がってくるので使えません。
Orange Piのフォーラムを見ると、services.jarが悪いとか、FWでinput deviceをブロックするとかいろいろ書いてありましたが、結局解決できていないので、残念ながら使えません。。。
(Activation information、、、UUID:Authentication failure uuidなどが表示される)
・Beelink GS1
Wifiが使えません。
なので、USBのEthernetアダプタが必須。
(そもそも、技適の関係上必須ですが)
ただ、それさえ用意できれば、これまで試した中で一番使えます!
何より一番うれしいのが、AndroidがTV版でなく、スマホ版なので、ほとんどのアプリが使えます!(TV版だと入らないChromeとかも入ります)
KODIも普通に使えますが、やはりHDMI-CECは使えていないみたい。
でも、なぜかTVの電源を切ると連動して電源が切れます。
切れるんだけど、すぐ再起動するので、再起動⇒シャットダウンの無限ループが発生します。
これは何とか解決しないと使えないですね。
しばらくこれで遊んでみます。
ベンチマークを流したところ、
Geekbench4で、マルチ1600。
iphone5以上5s未満といったところ。
参考
Fire HD 10のマルチで2000
ちなみに、今回、これを購入しました。
というわけで、ETG5-US3はAndroidで使えました。
2018年09月17日
Amazon Fire HDをスマートディスプレイ化計画
Show Modeなるものが出てこようとしている昨今ですが、日本ではまだ使えないので、だったら作ってみようと思います。
ベースとしては、こんな感じの構成。
①AutoVoice で音声を取得
②Tasker で音声のテキストを自作のWEBサーバへ飛ばす
③サーバで処理した結果のURLをFire HDへ返す(AutoRemoteを使う)
④ ③をAutoRemoteで受け取る
⑤ ④をTaskerで受け取って、そのURLをブラウザアプリに渡す。
主なところではこんなところです。
細かいところとして、⑤はブラウザとして専用のブラウザを作りました。
・専用ブラウザ
要件としては、URLを受け取ったら、そのページをフルスクリーンで表示
別のアプリに移ったら、自動的にプロセスを終了(ホームボタンでも同様)
というだけの非常にシンプルなものです。
Taskerからの連携は、「send intent」で実現。
あと、ブラウザですが、標準のwebviewではうまくいかなかったため、
「XWalkView」というモジュールを利用しています。
詳細は
Android Studio webviewでJavascriptが動かない
あとは、省電力対策として、
いろいろ考えましたが、結局、これも専用のアプリを作ることになりました。
単純に、ディスプレイの輝度を最低まで下げるだけのものです。
ただ、ブラウザと同様、別のアプリに移ったら、自動的にプロセスを終了する機能を入れており、音声起動によりブラウザが立ち上がったら、そちらに制御が移るようにしています。
これで何となく方に担ったので、音声に対応する機能を作りこんでいくだけ!
新型Fire HD 8
android端末最高のコスパです!!
2018年09月30日
AutoRemoteとTasker連携 うまく行かない問題
AutoRemoteとTasker連携がうまくいかない問題発生。サーバからのAutoRemoteをAndroidタブレットで受けてTaskerへ連携している中での問題です。
問題は2つあって、
①URL連携問題
サーバからはURLを飛ばしていて、それをAutoRemote⇒Tasker⇒自作の専用ブラウザとしているのですが、、、
URLの場合、AutoRemoteが勝手に処理して勝手にURLを処理しようとして、後続へうまく連携されない。
Shareの設定とか色々変えてみても駄目だった。
②Taskerへうまく連携されない問題
サーバからAutoRemoteへは値が渡ってきて処理をしているのですが、それがTaskerへつながっていない。
まったくつながらないわけではなく、5回に1回とかすごい精度が悪い。。。
結局、TaskerとAutoRemoteを再インストールしたらなんかうまくいった感じ。
②についてはURLではなく、サーバから「s://****.jp」や「://****.com」を渡して、Tasker側でhttpと補完することで解決。
うーん、Androidも気分屋のようなこともあるのか。
2018年09月30日